【ポケモン剣盾S29使用構築】粉ミミ商標登録(最終69位、レート2004)


こんにちは、院長です。

剣盾で11回目のレート2000を超えを果たすことができました。また久しぶりの最終2桁でした。

S29では前期の構築を改良した構築を使用しました。

記事にしたので良かったら見ていってください! 


【構築コンセプト】 

・対面選出、積み展開、電磁波→ジガルデの詰ませ展開いずれかが刺さる場合にはそれらを通す。
・上記の選出が刺せない時にはサイクル選出で拾う

【構築経緯(大半は前期の記事を言語化)】

パワーの凄まじい禁止伝説級ポケモンが2体採用可能なこのルールでは全ての構築に対してサイクルを回すのは難しい。
そのためまずは広い範囲に選出可能な対面選出、および展開選出を用意し、それらが刺せない場合にサイクル選出をできるように構築を組もうと考えた。

初めに対面選出を出来るポケモンを考え、下記の理由から最終的にザシアン×サンダーを採用した。
・ザシアンは身代わり、サンダーはタイプで環境に多い電磁波を拒否できる
・ザシアンはタイプと耐性、サンダーは高速高火力ボルトチェンジがあることによりサイクル性能も高い
・めっちゃ強い(小学生レベルの語彙力しかない)

この2体の対面選出をする際に下記の問題があるのでそれぞれ問題を解決してくれるポケモンを用意した。
1.カイオーガ入りにどうするか
2.この2体だとサンダー、ランドロス、エースバーンに対してが安定した立ち回りができない(出し負けのケアが出来ていない)
3.ホウオウやネクロズマといったザシアンが不利を取るサイクルに対して強く出れない。

1の解答として身代わり持ちのミミッキュを採用。サンダーをプレッシャーで採用することで初手カイオーガと対面した場合にS判定をし、こちらが遅い場合、相手はスカーフなのでダイマックスして倒しに行き、裏からのダイマックスをミミッキュで誤魔化す。こちらが上を取っている場合、相手は交代orダイマックスなので突っ張りに対してはボルトチェンジからミミッキュを出し、化けの皮と身代わりでダイマックスターンを全て枯らすことができる。
2と3解答としてジガルデを採用。
2についてはジガルデを採用することで出し負けをケアしたり、麻痺撒きでザシアンの補助をすることができる。
3についてはジガルデをが優位に立てるので有利なサイクルを形成することができる。

ここまででザシアンサンダーミミッキュジガルデの並びとなった。
ミミッキュの技は採用理由である身代わりは確定。ジガルデを採用したことにより電磁波を撒ける型が良いと考え、この2つの技を採用しながらザシアンやジガルデが呼ぶヌオーに強い型である電磁波呪い痛み分け身代わりの粉ミミッキュとした。

この時点でそれぞれ趣向の異なる3つの選出が確立され、通ってる構築に対しては割とイージーウィンが可能となった。
・ザシアンサンダー@1の対面選出
ミミッキュジガルデ@1のジガルデ展開選出
ミミッキュザシアン@1のザシアン積み展開

上記の構築が刺せない場合にはサイクル選出をする必要がある。
その際に黒バドとマンムーに不利を取った場合のケアができていないので、引き先となれて電磁波でジガルデやザシアンのサポートが可能なポリゴン2を採用した。

最後の枠はラキヌオーの並びや初手のカバルドンを抑制でき、ムゲンダイナに予め麻痺を入れておけば受けも崩せるウオノラゴンを採用した。



【個体紹介】

 

ザシアン@くちたけん(ふとうのけん・ようき)

197(236)-192(12)-136(4)-×(0)-136(4)-220(252)

きょじゅうざん/インファイトつるぎのまい/みがわり

A→+3巨獣残でH252B4ザシアンがほぼ落ちる
S→最速
H→出来るだけ高く(A特化巨獣+石火意識)

環境に多い電磁波を無効化でき、ジガルデの麻痺と相性の良い身代わり剣の舞を採用。
相手のサンダーはこちらのジガルデで見れるため、じゃれつくは不採用。その代わりに等倍範囲を求めてインファイトを採用。

ネクロズマ相手でも麻痺を撒いていれば身代わり+剣舞インファイトで強引に突破できたりした。

 

サンダー電@いのちのたま(プレッシャー・ひかえめ)

168(20)-×(0)-106(4)-191(228)-111(4)-152(252)

ボルトチェンジ/ぼうふう/破壊光線/でんじは

C→ダイジェット+ダイサンダーでH252D4ザシアンほぼ落ちる(どっちも最低乱数じゃなければ落ちる)
S→99族意識で振り切り
HB→ダイマ状態珠ダメ+ゼクロムの+1雷撃確定耐え

前期ゼクロム入りに勝てなかったことから破壊光線採用。
HPの実数値が汚いが、"ダイマ状態珠ダメ×1+ゼクロムのA+1雷撃を確定耐え"調整をしたかったためしょうがない。

ダイマでも100族から麻痺を撒けるのが本当に偉い。

3桁帯でも初手から3タテ決めることもあるし、やはり文句なしの一般枠最強ポケモン



 
ジガルデ@たべのこし(スワームチェンジ・しんちょう)

213(236)-120(0)-141(0)-×(0)-145(132)-133(140)

サウザンアロー/へびにらみ/とぐろをまく/みがわり

クッション兼詰め。

ザシアンとのタイプ補完が素晴らしいポケモン
対面選出やサイクル選出でクッション兼麻痺撒きをしたり、展開選出で自身が詰め筋となったり座面に応じて動ける偉いポケモンだった。


ミミッキュ@ひかりのこな(ばけのかわ・おくびょう)

129(0)-85(0)-121(164)-70(0)-136(84)-162(252)

でんじは/身代わり/のろい/シャドークロー⇄痛み分け

S→最速
D→調整
B→出来るだけ高く

役割として
・サンダーと合わせてカイオーガを見る
・ホウオウダイナに安定して麻痺を撒く&削りを入れる
・ラキヌオーに投げる
・ザシアンやジガルデの起点作り
・初手でダイマを切る展開をする時に裏にストッパーとして置く
このように様々な場面で活躍してくれたポケモン

持たせるものがないので粉を持たせているが、粉で避ける前提で投げるのではなく、確実に麻痺を撒いたり削りを入れることを目的に投げるポケモン
あくまでも粉は上振れ要素でしかない。けど持たせて強い持ち物がこれしかない。
※Hの個体値下げてます。



 

ウオノラゴン@カゴのみ(がんじょうあご・ようき)

175(76)-136(204)-121(4)-×(0)-105(36)-130(188)

エラがみ/ロックブラスト/げきりん/ねむる

諸説枠。殆ど出してない。
ただ見た目の圧をかけるという仕事は確実にしてくれたので、持ち物を変えて受け構築に出す駒にした方が良かったかもしれない。

 

ポリゴン2@しんかのきせき(アナライズ・図太い)

191(244)-135(0)-138(124)-×(0)-133(140)-80(0)

イカサマ/冷凍ビーム/電磁波/自己再生

HB→ザシアンの特化インファイト確定耐え
D→残り

サイクルをする際に厳しい黒バドやマンムーに受け出せる駒。
前期はガオガエンだったが、ガオガエンと比べると下記の2点が優秀だった。
・居座れる範囲が広い
・電磁波を使えるので1発耐えれば最悪電磁波撒ける
ガオガエンよりも腐りにくい
特にザシアンにも最悪突っ張って仕事をできるのが非常に偉い。
前期のガオガエンから変えて正解だった。

【構築の要点】

対面選出時のパワー

ザシアンとサンダーを両方受け切れるポケモンは存在せず、受け構築以外ならどちらかが確実に通っている。

どちらも初手性能が高い上、多少不利でもゴリ押しが効くため選出択になりにくい。



対策の薄い構築にはイージーウィンを狙える展開選出

選出で明確な勝ち筋が生まれるイージーウィン要素



確率ゲーの押し付けと確率ゲーの拒否

アタッカーのが身代わり持ち、は麻痺にならないため、電磁波が多い環境でもストレスフリーに戦うことができ、逆にこちらは麻痺撒きを多く採用しているため、絶望的な状況でも拾える対戦がある。



【選出】

基本選出1(対面選出)→ザシアンサンダー@1

パワーがある対面選出。初手のダイマックスで数的有利を取ってからで詰める。

基本選出2(展開選出)→ミミッキュジガルデorザシアン@1

ミミッキュで起点を作りザシアンorジガルデで積んでいく。ヌオー入りにはサンダーを絡める。

サイクル選出→臨機応変

対受け→ミミッキュジガルデサンダーorウオノラゴン

ムゲンダイナに電磁波入れてサンダーorウオノラゴンで崩す


【反省点】

毒びしダイナ入り受けループに対して全く勝ち筋がなかった。
終わってから気づいたが、ウオノラゴンをもっと受けに強い型にすれば拾えた対戦がありそう。


【結果】
69位

葉桜杯3位

https://youtu.be/338yjvbrqUA


【最後に】

今期は序盤はゆっくり過ごしてましたが、葉桜杯に出てからモチベーションが復活して安定して高い順位を保つことができました。
これも葉桜でたくさん応援を頂いたおかげです。
信じられない数の応援コメント嬉しかったです!!!

個人的にかなり思い出に残るシーズンとなりました。

来月はどのくらい力を入れてやるかは未定ですが、それなりにはやってると思うので来期もよろしくお願いします。