こんにちは。院長です。
SV発売後は殆ど対戦してませんでしたが、今月はオフ会があったため久しぶりにしっかりポケモンをやった結果、高順位を取れたので構築記事を書きました。
【結果】
TNスカーレット:最終73位、レート2174(174勝109敗)
TNヴァンパイア:最終723位、レート2019(262勝199敗)
最終日最高10位
【構築経緯】
1.テツノツツミ&アーマーガア
超高火力ポケモンを採用するだけで対戦プランが明確になりやすいと思い、上から超高火力の押し付けと様子見の交代技が使える眼鏡テツノツツミ&後攻蜻蛉返りでテツノツツミを安全に着地させる動きが可能なアーマーガアの2体から構築を組み始めた。
2.テツノドクガ&ガブリアス
次にテツノツツミが苦手なスカーフ持ち特殊アタッカー(サザンやサーフゴー等)を受けながら毒菱でのスリップ稼ぎやギミック対策ができるHDテツノドクガを採用。同時に一貫してる電気が無効でサイクルが崩れた時の切り返し役となり、毒菱と合わせて上から物理高火力を打つのが強そうなスカーフガブリアスを採用した。
2/2からこの4体を固定して潜っていた。この4体でも無理矢理にはなったりするもののやりたい動きはできていた。
3.ジバコイル
潜っていく中でパワーが高く採用数の多かったハバタクカミとテツノツツミへの立ち回りが少し窮屈だったこと、ガブリアスを出したい際に障壁となるヘイラッシャやアーマーガアに強いサイクルパーツが必要だと感じたので、それらの条件を満たしながら対面操作可能なチョッキジバコイルを採用。
4.ウォッシュロトム
ラストは色々試したが、セグレイブとヘイラッシャに強くて対面操作できるポケモンが良いと思いウォッシュロトムを採用して構築が完成。
【コンセプト】
・対面操作からテツノツツミの高火力を押し付ける
・ボルトチェンジや毒菱で削りを入れてからスカーフガブリアスを通す
・アマガドクガで受け切る
【個体解説】
テツノツツミ@こだわり眼鏡
テラスタイプ:水
特性:クォークチャージ
131(0)-90(0)-134(0)-176(252)-81(4)-206(252+)
高速高火力で交代技が使える辺りが非常に僕好みの性能をしてるポケモン。ドロポンの命中不安で採用を躊躇う方も多いと思うがサイクルで削ってから冷凍ビームやフリーズドライの圏内に入れる動きをすることで安定するポケモンとなる。最終奥義の水テラス眼鏡ハイドロポンプは実質命中8割の絶対零度と考えればめっちゃ強い。
アーマーガア@防塵ゴーグル
テラスタイプ:ノーマル
特性:ミラーアーマー
205(252)-107(0)-172(252+)-x-(106)-(87)
鉄壁/ボディプレス/蜻蛉返り/羽休め
対面操作が可能かつ詰め筋にもなれる優秀なポケモン。コンセプトの蜻蛉返り&羽休めは確定。テツノツツミが呼びやすいドドゲザンに対して強く出るために鉄壁&ボディプレス。後述するテツノドクガの毒菱と合わせてノーマルテラス鉄壁で眼鏡以外のハバタクカミ+物理2体みたいな選出をTODする動きも強かった。
テツノドクガ@隠密マント
テラスタイプ:みず(ノーマルテラスの方が良いかも)
特性:クォークチャージ
187(252)-x-81(4)-162(12)-176(236+)-131(4)
炎の舞/毒菱/吹き飛ばし/朝の日差し
地雷枠。ほぼHDに振り切ること幅広く特殊を受けれる。初めはブーツで使ってたが一緒に考察してたMarcoさんが隠密マントを持たせた方が強いと言ってたので持たせてみたところ本当に強かった。隠密マントは役割対象であるサザンドラの悪波やサーフゴーのシャドボの追加効果を引かないことにより受けとしての安定感が増すこと、クエスパトラのルミコリでDダウンしないことによりテラスタルすれば(火力振ってなければテラスタルなしでも)受けを成立させながら毒菱を撒いて吹き飛ばせること、キョジオーンに対して毒菱を撒きながらCをあげて突破できるなど様々な場面で役に立った。アシッドボムのDダウンもないためハラバリーレベルの火力なら炎の舞の起点になる。このポケモンのお陰でバトンギミック構築や受けループへの勝率はとても高かった。舞ってきそうなトドロクツキやカイリュー、ブーストエナジーでSが上がった髪とかツツミは吹き飛ばせばOK。
テラスタイプ:地面
特性:鮫肌
183(0)-200(252+)-116(4)-x-105(0)-154(252)
最終日に無双してた相棒枠。高速高火力に加えて耐久力にも優れてるこのポケモンはサイクルが崩れた際に切り返すことができる。対面で殴るイメージが強いかもしれないが、サイクル適正もあり眼鏡ハバタクカミのシャドーボールに受け出し→上から地震で倒すというルートもあり、対パラドックス性能にも優れていた。テツノツツミを見せることでヒョイヒョイ出てくるジバコイル入りにはイージーウィンを量産してくれた。このポケモンが止まるポケモンはヘイラッシャとアーマーガアくらいだが、ロトムジバコのサイクルや毒菱の補助があれば通すことができる。9世代のサイクル構築は相手の不意のテラスタルによって崩されたり、こちらのサイクルパーツにテラスタルを切った時にサイクルが成立しなくなる場面がよくあるため、切り返せる枠は9世代のサイクル構築において必須と言いたいくらい重要であると感じた。
ジバコイル@突撃チョッキ
テラスタイプ:フェアリー
特性:アナライズ
175(236)-91(4)-136(4)-167(12+)-142(252)-72(0)
ボルトチェンジ/ラスターカノン/ヘビーボンバー/テラバースト
使うのがのが難しいイメージがあり今まで使ってこなかったが、使ってみると非常に使いやすいポケモンだった。環境に鋼と電気を両半減できるポケモンが少ないため、ジバコイルはとても動きやすい環境だと思った。環境トップのハバタクカミやテツノツツミに強いのは勿論ガブを通したい時に障壁となるアマーガーやヘイラッシャーに強いのが構築にピタリとハマった。コノヨザルが重い、セグレイブに隙を見せたくないことからテラスタイプはフェアリーにした。ハバタクカミにマジフレ打たれると普通に負けるのでヘビーボンバーを採用した。
ウォッシュロトム@オボンのみ
テラスタイプ:鋼
特性:浮遊
157(252)-x-174(252+)-125(0)-128(4)-106(0)
構築のラストピースにしてこの構築のヒーロー。受けにくいセグレイブに強いのは勿論、環境の起点作成ポケモンが物理に寄ってるためこちらの被害を最小限に留めて突破できるのも偉い。
【選出】
基本選出は決まってません。
対物理(ロトムorアーマーガア)+対特殊(ジバコイルorテツノドクガ)+高速アタッカー(ガブリアスorテツノツツミ)
どうにかしてツツミorガブを通す。
①.必ず選出しないといけないポケモンがいるか考える
②.①で不利を取るポケモンを考える
③.②までの3体や2体@1での対戦プランを考える。
◎例
その1
①キノガッサ見えたからアマガは確定で出したい
②.アーマーガアだと相手のテツノドクガの引き先が必要だからガブorドクガも連れて行かないと行けない
③.アマガドクガ@1にツツミを添えてもガブを添えても相手のテツノツツミに対して厳しい勝負になる。②のポケモンをガブリアスにしてジバコイルを添えればいけそう。ガブリアスに後出しが安定するポケモンはいないからガブは裏からで良い。相手のハッサムにも隙を見せたく無いから初手はアーマーガアにしてみよう。
その2
①相手にジバコイルがいてこちらにテツノツツミがいるからほぼ出てくる。そのため可能であればガブリアスを通したい。
②ガブリアスを通す場合、相手のヘイラッシャを削り切らなければいけない。ジバコイルorロトムのサイクルで削る、もしくはドクガの毒菱でのサポートが必要。
③ロトムジバコガブでいけそう。ただしセグレイブに出し負けるとそこから崩される可能性あるから初手はミトムで行こう。
その3
①相手がタイプ受けのサイクル(アマガドオーなんちゃら)でガブリアスは通し辛いためテツノツツミで何とか頑張る
②ツツミで崩した後のTOD意識かつ拘り後攻蜻蛉返りでツツミを着地させたいのでアーマーガアを入れる。
③特殊受け要因として長期戦でも回復ができてドオーがテラス切った時に毒菱が入るのでドクガ。基本アマガドクガで受け回せそう。
【感想】
SVでは剣盾ほどガチでやるつもりはなかったのですが、2月はオフ会があったため少し試運転しておくか~くらいのノリで潜ってましたが序盤思ったより勝ててたので今月だけポケモンやろうと思い真剣に取り組みました。
始めはテラスタルに慣れるのが大変でしたがなんとか慣れてそれなりに勝ててよかったです。
しばらくはまたゆっくりしていると思いますがまた潜るシーズンがあったらよろしくお願いします。
【レンタル(3月中は公開)】
3月は冬眠してますが質問あれば答えるのでDMまで。