【成績】
最終順位:261位(最終日最高:226位)
最終レート:2007
【はじめに】
こんにちは。院長です。
ポケモン剣盾S10にて自身初のレート2000越えを達成することができました。
本記事では僕がS10に使用した構築を紹介します。
よかったら見ていってください。
【構築コンセプト】
今期(S10)から厨ポケが使用禁止となり、いきなり環境が大きく変わりました。
僕は前シーズン(S9)まではサイクルよりの構築を使用していましたが、今期(S10)はサイクル構築を使うのは諦めました。
というのも流行に対して強い並びを組むサイクル構築は下記の4つのことを踏まえると難しいと思ったからです。
1.今まで殆ど見なかったポケモンや型がたくさん現れたため、構築段階で考慮できない場面が増えた
2.毎日のように流行のポケモンが変わり、その度にこちらの並びを考え直さなければならない。
3.最終日に上位勢と渡り合うなら自分も常に上位帯をキープし、上位勢が使ってるポケモンに対して強い構築を常に組み続ける必要がある。
4.僕自身ポケモンがめちゃくちゃ上手いわけでもなければ、普通に仕事しててポケモンに費やせる時間が多いわけでもないため、1〜3を全て行うのが困難。
逆に言えば今期は並びでの強さよりも個々のポケモンの強さを活かして戦う戦法のほうが簡単だと思い、たどり着いたのが初手ダイマックス+対面or高耐久詰ませ構築でした。
採用するポケモンは多少の流行の変化に負けないように、単体で高いスペックを持ったポケモンを極力選ぶよう心がけました。
【構築経緯】
まずダイマックス要因として下記の2体を採用
・ダイマックスすれば(個人的に)現環境最強の
・と並べることでハピナスを誘って倒す両刀
残りの4体は対面性能が高いポケモンと突破できるポケモンが限られる超高耐久ポケモン採用。
気合の襷枠:悪
最強の物理受け:
最強の特殊受け:
上記3体で重い悪と積みポケモン対策:
基本的に選出は初手(or)+(、、、から2匹)しかしていない。
選出、立ち回りとしては初手からダイマックスで可能な限り暴れてから下記のような戦術をとります。
・初手ダイマで相手を崩した後にサニーゴハピナスの高耐久で相手を詰ませる
・初手ダイマで数的有利取った後にピクシーでコスモパワー積みまくって相手を詰ませる(TOD)
・初手ダイマで相手を崩した後、タスキを盾にウーラオスで仕留める
壁にはウーラオスの確定急所あるし、
ステロ撒きそうなら高耐久で受けきればいいので、
とにかくコンセプトの初手ダイマックスを徹底してました。
※しまじろうパーティになったのは偶然です。
【個別紹介】※NNは全てしまじろうのキャラ
ポリゴンZ🦜ヨプのみ
NN:とりっぴいZ(選出率1位)
特性:適応力 性格:ひかえめ
技構成:破壊光線、悪の波動、冷凍ビーム、身代わり
175(116)-x-94(28)-198(196)-96(4)-131(164)
1匹目のとりっぴい。
本構築の主役(しまじろうから主役の座を奪うのに苦労しすぎて姿変わったらしい)
・努力値調整はどこかの初手ダイマックス構築のものをパクった。
※抜きまで振ることも考えたが、スカーフ持ちには抜かれること、耐久が役に立った場面が非常に多かったことから、そのまま使い続けた。
・初手の状態異常撒き対策とこちらのダイマックス終了後に相手のダイマックスターン枯らしができる身代わりを採用。
・最終日付近はこらえるが増えたため、天候を霰にできるようにソーラービームから冷凍ビームに変更。
※相手のパーティにゴーストタイプいる際の交換読みについては下の方に別途記載してます。
リザードン🐓命の珠
NN:とりっぴいX(選出率5位)
特性:もうか 性格:むじゃき
技構成:ブラストバーン、ダブルウイング、ソーラービーム、熱砂の大地
153(0)-116(92)-103(40)-180(152)-94(0)-159(196)
A:B252振りをダイジェットでほぼ確定2発
B:ダイマックス状態で陽気水の水流連打で猛火圏内+珠ダメ確定耐え
C:余り
S:最速抜き
2匹目のとりっぴい。炎の力を身につけた。
やチョッキ持ちに刺さる両刀型で採用。
相手にがいる場合は100%出てくるので、こいつで吹っ飛ばしてた。
想定通り良い働きをしてくれた。
ちなみには突破できないため諦め。(後述)
※水には襷を盾に水流連打+アクジェで倒されるくらいなら、被弾してでも1体持ってって欲しかったので、あえて下を取り水流連打食らう→猛火キョダイ獄炎+獄炎定数ダメで倒してた。
ウーラオス(一撃)🐯気合の襷
NN:しまじろう(選出率3位)
特性:ふかしのこぶし 性格:いじっぱり
技構成:暗黒強打、ふいうち、インファイト、毒突き
177(12)-200(252)-120(0)-x-80(0)-148(244)
A:ぶっぱ
S:最速80族抜き
H:余り
悪に染まったしまじろうの成れの果て。
鎧の孤島で修行してたとかしてないとか。
壁展開に対しても初手ダイマックスから入るので、裏には確定急所もちが良いと思い採用。
とが相手のゴーストタイプを誘うので、そこに強いいちげきの型を選びました。
無難に活躍してくれた。
NN:メガみみりん
特性:のろわれボディ 性格:ずぶとい
技構成:ナイトヘッド、おにび、ちからをすいとる、ステルスロック
167(252)-x-167(252)-x-121(4)-50(0)
角がウサギっぽいからみみりん(無理矢理)
最強の物理受け。強さについては僕が語る必要無いと思う。
終盤は身代わりが増えたため、少し動きにくかった。
ただ、こちらの選出画面にいるだけで相手の選出が絞れるので、いるだけでも仕事してくれた。
今後みがわりが流行るのであれば来期はお留守番かも。
ハピナス🐏たべのこし
NN:メガらむりん(選出率6位)
特性:天の恵み 性格:ずぶとい
技構成:トライアタック、火炎放射、卵産み、瞑想
155(54)-x-68(252)-95(0)-181(204)-75(0)
最強の特殊受け。こいつも選出画面にいるだけで、相手の選出が絞れる。
見た目が大嫌いなのとの加入により選出は少なめだったが役割対象に対してはしっかり仕事してくれた。
※僕が小さい頃に見てたしまじろうには、らむりんって友達がいたけど消えたらしい。まあこんなに太っちゃったらテレビに出せないわな。
ピクシー🐱ラムのみ
NN:にゃっきい(選出率4位)
特性:天然 性格:ずぶとい
技構成:ムーンフォース、コスモパワー、みがわり、月の光
201(244)-x-137(252)-115(0)-112(12)-80(0)
・ここまでで重い悪対策兼積み対策。
・初手ダイマックスで1匹落としてからコスモパワーで要塞化しTOD勝ちも狙える。
・というかコイツは相手倒して勝つ気なんてないので、急所や1撃技対策に身代わり採用。(レート2000チャレはこいつでハメて勝った)
・要塞化して身代わり貼る前に毒や麻痺を貰うのが負け筋だと思ったのでラム採用。
・こいつのせいでの選出が減った。
※アニメでも、にゃっきいはいつの間にか、らむりんの座を奪ってたキャラ。
※素の耐久はめっちゃ高いわけではないので注意。
【の立ち回りについて】
を使う上でどうしても避けられないことがあります。
初手でノーマル技読みでゴーストタイプを出されて技を透かされるか、読んでダイアークを打つかの択です。
僕は下記のような思考で技を選んでました
<交換読みダイアークを打つ場面>
・相手目線突っ張ってダイアタック打たれたら即負け、もしくはかなり不利なる
<素直にダイアタックを打つ場面>
・相手目線突っ張っても最悪裏でどうにかなる
・相手目線ゴーストタイプをとっておかないとの突破が厳しそう
【きついポケモン】
:諦めるレベルで無理だった。
:毒毒持ちだと裏のポケモンで詰めれないため、エースポケモンをダイマックス終了後に温存する立ち回りをしていた。(そもそも毒タイプが重い)
:エースポケモンのダイマックス切れると突破不可。相手のポケモン1匹無理矢理落としてでTODで勝ってた。
【終わってみて】
結果論かもしれませんが、僕の実力、時間、知識等から考えると
今回の構築コンセプトは正解だったと思います。
最後の1週間くらいは環境が変わっても大きく構築をかえることは殆どありませんでした。変えても技や持ち物少し変えるくらい。
ルールが変わって環境が定まってない時期でも使いやすい構築であったと感じております。
結果に関しては初レート2000ということで大満足です。
ただし、まだ構築的に厳しいポケモンもいるので、改善点はまだまだあります。
【最後に】
ここまで見てくださった方、本当にありがとうございます。
少しでも誰かの参考になっていただければ幸いです。
来シーズン(S11)は今期(S10)の超上位帯の構築記事等によって
ある程度環境とか定まってくるんでしょうかね?
どうなるかはわかりませんが、来シーズンも頑張っていきますのでよろしくお願いします。